前回の続きです
熱が39℃近くある中、語学学校のスタッフである彼に連れられ病院へ
車で連れて行ってくれるわけでもなくタクシーを捕まえ自分でお金を払いました
フィリピンの総合病院に行ったのですが、日本とは違い大きな病院の中にいろんな先生の個人の部屋があり、それぞれの部屋の前で診察の順番を待つというシステムでした
もちろん初めて行くのでかかりつけの医師がいるわけでもなく、総合案内の人に症状を彼が説明し○番に行って受付して~と言われるがまま受付をし、待ってました。
その間、彼は気分を紛らわせようとフィリピンでも大人気の日本のアニメの話をしてくれ、ドラゴンボールが好きだとかNARUTOが好きだとか・・とにかくよく喋ってました
私は熱でしんどかったのであまり内容を覚えていませんが
そしてしばらくしてお医者さんに呼ばれ血液検査や尿検査をし、また1週間後に来るよう言われ寮に帰ることに。
しかし・・外は雨
そして病院の入り口にはタクシーを待つなが~い行列
それを見た彼は『僕が並んでくるから君はベンチに座ってて 』といい、
寒さでブルブル震えてる私に自分が着ていたパーカーを貸してくれ、さらにその辺にいたナースにブランケットを借り、私をぐるぐる巻きにし、自分は半そででブルブルしながらタクシーを待つ列に並んでくれたのです
私は何度もブランケットがあるからパーカーは必要ないから返すと言いましたが彼は
『僕は強いから大丈夫だよ ほら寒いから奥のベンチで座ってて 』といつものビッグスマイルで言うのです
フィリピン人は優しい。
優しすぎる。
日本人の私には、たとえこれがただのフィリピン人のホスピタリズムだったとしても、その優しさにコロっと落ちずにはいられませんでした
単純です。はい。
そして病院から帰ってきてもしばらく咳が止まらなかった私ですが、少し体調が良くなってきた頃から彼への猪突猛進のアタックが始まります
英語の勉強に行ったはずなのに、途中から目的をすっかり忘れハンターと化していました
ハンタークレアの話はまた次回に
最後にハンター中にゲットした彼とのツーショット
彼もニコニコしてて意外といい感じ
後から聞いた話では彼も私のことを好きだったみたいですが、私は当時そんなこと知らなかったのでかなり必死に頑張っていました
読んでくれてありがとうございます